HERB&FRAGRANCE KAORIKAN

別名を「マー」「没薬（もつやく」と言います。
古代エジプトでは宗教的な儀式、ミイラづくり、湿疹の治療のための軟膏など幅広く利用してきました。
新約聖書ではイエス・キリスト誕生の際、フランキンセンス（乳香）と共に捧げられた香りとして登場します。
ミルラには高い殺菌作用があり、気分を落ち着かせ、精神を研ぎ澄ます作用があるといわれています。

【精油プロフィール】
ミルラ　Commiphora myrrha、Commiphora abyssinica　カンラン科
抽出部位；樹脂
抽出方法；水蒸気蒸留法
原産地；エジプト、ソマリア、モロッコ、エチオピア、エリトリアなど
主な成分；クミンアルデヒド、リモネン、α-ピネン、オイゲノールなど
期待できる作用；鎮静作用、抗炎症作用、抗菌作用、細胞成長促進作用、鎮痛作用など
香り；スモーキーで温かみのある、麝香を思わせるような甘くエキゾチックな香り
お手軽度；★★
注意事項；通経作用があるため妊娠中、生理中の使用不可
相性の良い精油；フランキンセンス（乳香）、サンダルウッド（白檀）、ベンゾイン（安息香）、サイプレス、ジュニパー、マンダリン、ゼラニウム、パチョリ、タイム、ラベンダー、クローブなど
心への作用；悲しみや不幸で傷ついた心を癒します。気持ちを落ち着かせ、精神を研ぎ澄ますことから瞑想によく使われます。
体への作用；気管支炎に良く関節痛やリウマチなど様々な痛みを緩和。
肌への作用；皮膚細胞を活性化させるため、傷跡や妊娠線のケア、ひび割れに効果的。


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