2009年07月10日

妊婦さんのためのアロマテラピーその1

新しい生命を授かり、喜びや幸せを感じる妊娠。
でもホルモンバランスの変化によって体調の変化や、気持ちの変化もおこりやすく、戸惑いを感じることも多いものです。
そんな妊娠中にアロマテラピーを取り入れることによって、マタニティーライフを快適に心地よく過ごすことができるようになります。
ただし、妊娠中は普段よりも香りや刺激に敏感になったり、香りの好みが変化したりすることがあります。また、妊娠中や妊娠週数によって使わないほうがよい香りもあります。
下記の注意点をよく確認して、楽しく快適なアロママタニティーライフを過ごしてくださいね。


【妊娠中のアロマテラピー注意点】
アロマテラピーを取り入れることによって、様々な妊婦さんにとってうれしい効果を得ることができますが、妊娠中は体がデリケートになっている時期でもあります。
アロマテラピーを行う際は、ショップスタッフや医師にご相談の上、体調に合わせ無理のないように行ってください。また、行っている最中に気分が悪くなるなどしたらすぐに中断してください。
また、いくらよい効能があるからといって、嫌いな香りを我慢して使用するのは逆効果です。自分が心地よいと感じる香りを使用しましょう。
◆ホルモンバランスの変化に注意
妊娠中はホルモンの量が変化します。エッセンシャルオイルの中にはホルモンバランスに作用するものもあるので、妊娠初期には使用しないようにしましょう。


◆濃度は控えめに
妊娠中はお肌や香りに対する感覚が敏感になっています。刺激の強い香りは避け、芳香浴の場合でもほのかに香る程度(1~3滴程度)に精油の量を調節しましょう。
また、マッサージオイルに使う場合には濃度0.5%以下(キャリアオイル30mlに精油3滴以下)になるように作りましょう。ホルモンバランスの変化によって肌のコンディションが変わりやすくなっていますので、オイルのブレンドを変えた時には必ずパッチテストを行い、トラブルを防ぎましょう。


【妊娠中の使用を注意したいエッセンシャルオイル】
妊娠の週数によって使用に注意したい精油が異なります。
安全に楽しむため、自分の妊娠週数に合ったオイルを使用してください。

妊娠全期を通して使用できない精油
セージ、バジルなど

妊娠初期に使用できない精油
クラリーセージ、ジャスミン、マジョラム、ローズマリー、ラベンダー、ローズ、フェンネルなど
子宮の収縮を促す香りや、ホルモンバランスに作用する香りは流産を誘発する心配があるので使用できません

妊娠中期に使用できない精油
クラリーセージ、ジャスミン、ジュニパー、フェンネルなど・・・切迫早産の人はNG
ラベンダー・・・血圧を下げる効果があるので低血圧の人はNG

妊娠後期に使用できない精油
クラリーセージ、ジャスミン、ジュニパー、フェンネルなど・・・切迫早産の人はNG

出産本番に使用できない精油
ペパーミント、ユーカリなど



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Posted by KAORIKANスタッフ  at 14:58 │Comments(0)マタニティーアロマ

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